皆さまは、がん検診は定期的に受診をされていますでしょうか？
毎年受診している方や初めて受診しようとされていた方で新型コロナウイルスの感染が拡大したことで受診を控えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

公益財団法人日本対がん協会の会報誌で発表された同協会が全国の支部へ行った調査によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響からガン検診受診者数が２０２０年度比で３割程度減となる見込み※だと言われています。
※　公益財団法人日本対がん協会　発行の対がん協会報２０２０年１１月１日版より

わが国では、年間で延べ１００万人が新たにガンと診断されています。このうち、１０人に１人は（１０．５％）は、上皮内ガンで発見されています。
部位ごとの上皮内ガンの段階で発見される割合は、以下のとおりとなっています。

＜部位別の上皮内ガンで発見される割合＞

がん検診の受診は、何か効果があるのでしょうか？
科学的に証明されているものとして、肺がん、胃がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がんの５つのがんは、検診によって死亡率が低下するということが言われています。また、一般的にがんは早期発見をするほど治る病気とされ、発見が遅れるほど治療が困難になる病気とされています。

　

そんながん検診ですが、受診する場合、どうすれば良いのでしょうか？
がん検診は、お勤め先での健康診断や人間ドック、または、お住まいの市区町村でもがん検診を実施しています。
いずれかの方法で受診することでがんの早期発見の機会を誰でも得ることができると言えますね。

　

がん検診の受診は重要だが、やはりコロナウイルスの感染リスクもあって迷っている方もいらっしゃると思います。検診機関は、「３密」を回避し、検温や消毒などの感染防止策が講じられておりますので、安心してがん検診を受診することが可能です。

ご自身や大切なご家族のためにも「がん検診」に足を運んでみてはいかがでしょうか？

　

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